カナダ、アラスカと国境をまたぐユーコン川をカヌーと自作のイカダ(筏)で、
ひとりで旅行しました。トレッキングの旅やヒッチハイクなど僕のアドベンチャー(冒険旅行)です。
ユーコンではあるとき突然に、雨雲と強風がやってきてさっきまで晴れていた景色が一変する。川べり一帯では気象の変化が激しく、日本でいうところの山岳地域の展開と変わらない。
突然の冷たい雨に対応しきれなかった僕は、体を濡らしたまま雨宿りができる適当な場所を見つけ損ね僕のカヌーは着岸できずにいた。魚釣りを楽しむためのフィッシュキャンプに使うあばら家を見つけたころには、僕の体は芯まですかっり冷えてしまい濡れた薪に火を起こすのには難儀した。
フィッシングを楽しむためのフィッシュキャビンは半分屋根が抜け落ち、下の床から草が生え何十年もまえから使われていないようだった。

廃屋から見たフィッシュキャビンです。その向こうに流れるのはユーコン川です。
天候が急変したりしたときには役立ちます。かつての集落跡地で、撮影地点の廃屋はその昔、
郵便局だった。リトルサーモンにて。


ユーコン川流域の7〜8月は、ベーリング海で泳いでいたサケが溯上してくるサーモンロードとなる。大量のレッドサーモンが故郷に帰ってくるシーズンだ。
フィッシャーマンやカヌーイスト、グリズリーにも待ち遠しいシーズンなのだ。僕はユーコン川をカヌーで独り旅をしていてキャンプ中の料理にはよく川べりでサーモンを拾って食べた。ここではサーモンは釣るのではなく拾うのだ。
溯上するレッドサーモンの大群に遭遇したとき、川面の一面がレッドサーモンの赤い背びれで埋め尽くされる時があった。そんな豊饒の恩恵を地元の人たちが授かるための1シーズン用のキャビンが、フィッシュキャビンだ。
冷たい雨が止むのをそういった小屋で待つのもユーコンの風情だと思い、ひとときを過ごす。

右側のトーテムポールにはワタリガラスの羽とムースの角が飾り付けてあった。
手前の有刺鉄線には電流が流れるしかけがしてあり、熊避けの対策だ。
後ろの家はフィッシュキャンプ用のキャビン。
自己紹介
名前 杉田
年齢 27歳
職業 税理士志望で勉強中。
趣味 フリークライミング
アウトドア・MTB
居住地 福岡市