テスリン川、カヌーひとり旅(2)

7/31〜
テスリン川をカヌーで漕ぎ始めてからというもの、1日20数qのペースで進む。
カヤック経験者だとかなり遅いと感じるペースのようだが、カヌーの経験も少なくこのユーコン川での風景や出来事を体感しながら進む僕にはこれくらいのスピードでちょうどよかった。
この始めての景色をしっかりと目に焼き付けておきたかったので、後戻りして観ることができないこの自然をゆっくりと眺めながらカヌーを進める。強風に見舞われたり、雨が降れば岸に着けて本を読んだり、魚釣りを楽しんだりしながら、またカヌーをこぎはじめることを繰り返す。でも、いつもそうとは限らない。
ユーコン川カヌー旅を初めて5日も過ぎた頃(100キロ以降の地点)から、次第に流速が増してきたのでバランンスをうまく取りながらパドリングを繰り返し、夕食の食料調達のために魚が釣れそうなポイントを見つけながら、そのポイントにうまく着岸するためにはカヌーを早いタイミングで川岸へと勢いをつけて漕がなければならない。
この漕艇作業はけっこう骨の折れる運動で、慣れるまで体全体がきしみをあげて筋肉疲労に見舞われる。




カナダ、アラスカにまたがるユーコン川には魚釣りには困らないくらい多くのポイントがあちらこちらにある。川の流れと伏流とに分かれるところを「エディー」といい、このポイントに魚がいることが多く手ごろなルアー(疑似餌)を投げ込めば、かなり高い確率で魚がつれた。テスリンやユ−コン上流では魚釣りに関して言えば、素人の僕にも簡単に釣れる。
このあたり一帯で主に釣れるのはグレイリングという魚で、鮎をデカくしたような魚体をしていて癖のない淡白な味だ。この魚と玄米でユーコン川でのキャンプ生活に必要な最低限の食料は満たせてくれた。
ひとりで川旅をしていると(山でもそうだが)食事の時間が一日の中で一番楽しい出来事に思える。

川沿いにはやたら流木が多く、焚き火は火災さえ気をつけていれば問題なく可能なので、釣った魚の残りのグレイリングを燻製や干物にして行動食にしていた。
グレイリングの他に良く釣れたのがパイクという魚で、川の流れのない淀んで草などが生えている場所に多く生息しているようだ。このパイクはフッシングの経験が少ない僕でも一端ルアーにヒットすると引きがとても強く、ゲームフィッシングとしてもとても楽しい。ただし注意しておかなければならないのは、必要な量だけ確保すればいいことで、不必要な魚まで釣ると困る事になる。

パイクは歯が鋭く生命力もすごい。釣り上げた後にルアーをはずす時はしっかりトドメをさしてからはずさなければ噛みつかれたら怪我をする。棒で頭をしっかりたたいて、動かなくなったから大丈夫だろうとルアーに手をかけて噛まれたことがある。気絶していたり死んだフリしてたりとなかなかしぶとい魚である。味は、個人的には大好きであるが川旅中に出会った人たちのほとんどは、決してうまくはないと言っていた。小骨も多く曲者であるが、カレーにパイクの切り身を入れてパイクカレーにすると実に美味かった。
キャンプサイトで今夜の食事のために火を起こしている所です。パエリア風に米を調理。
釣れた魚を手で握る。カレーの中に入れてしまうために、魚をぶつ切りにした。ホワイトフィッシュの切り身です。
キャンプサイトで火を起こし、魚を串刺しにして焼いているところ。グレイリングの姿焼き。現地で買ったキッコーマン醤油と焼き魚。



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ユーコンの川旅ではイクラをたくさん食べました。写真は拾ったサーモンから取り出したイクラを食べているところです。

自己紹介
名前    杉田
年齢     27歳
職業 税理士志望で勉強中。
趣味 フリークライミング
  アウトドア・MTB
居住地   福岡市

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